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CTE

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■掲載技術・製品について
当用語集には、アドテックエンジニアリングおよびウシオ電機グループ各社で製造・販売を行なっていない技術・製品も含まれております。予めご了承ください。
・「※1」が付いている用語は、「JPCA 電子回路用語定義」から引用されています。詳細はJPCA公式サイトをご参照ください。
・「※2」が付いている用語は、ウシオ電機の公式サイトから引用されています。詳細はウシオ電機 光技術用語解説をご参照ください。

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CTE

英語名 coefficient of thermal expansion
読み方 しーてぃーいー
解説 熱膨張係数の事。温度変化に伴い材料がどれほど膨張・収縮するかを示す指標である。熱膨張係数には線膨張係数(長さの変化を示す)と体積膨張係数(体積の変化を示す)の二種類が存在するが、CTE(Coefficient of Thermal Expansion)として示される場合は線膨張係数を指すことが多い。
単位は [1/K] であるが、金属では一般的に1×10⁻⁶以上のオーダーであるため、しばしば10⁻⁶が省略されて表記されることがある。
通常の材料では熱膨張係数は等方的(すべての方向で同じ値)であるが、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)では異方性(方向によって異なる値)を示す。また、通常CTEは正の値を示すが、ピッチ系CFRPでは負の値(温度が上がると収縮する)を持つものも存在する。

【CTEの例】
アルミニウム:約23.1 ×10⁻⁶ /K
鉄:約11.7 ×10⁻⁶ /K
一部のCFRP:約-1.4 ×10⁻⁶ /K

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