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■掲載技術・製品について
当用語集には、アドテックエンジニアリングおよびウシオ電機グループ各社で製造・販売を行なっていない技術・製品も含まれております。予めご了承ください。
・「※１」が付いている用語は、「JPCA　電子回路用語定義」から引用されています。詳細はJPCA公式サイトをご参照ください。
・「※２」が付いている用語は、ウシオ電機の公式サイトから引用されています。詳細はウシオ電機光技術用語解説をご参照ください。

英語名	out of autocleave
読み方	おーおーえい
解説	脱オートクレーブ成形法のこと。従来の高圧・高温のオートクレーブを用いずに複合材料を成形する技術である。オートクレーブ成形は高品質な部品製造に適しているが、設備コストや処理時間が大きな課題となっている。脱オートクレーブ成形法では、真空バッグ成形やRTM（樹脂トランスファー成形）、ホットプレスなどの代替技術を用い、短時間かつ低コストで成形が可能である。また特に関係の深い技術としてOoAプリプレグがある。これはオートクレーブを使わずに硬化可能なプリプレグであり、真空バッグ成形などの簡易な設備で高品質な複合材料部品を製造できる。プリプレグ製造時に繊維を完全に樹脂に浸漬させるのではなく、ドライな繊維を残すことで真空排気経路を確保し、樹脂自体のアウトガス抑制や硬化温度の低温化などの工夫を行うことでボイドの発生を抑制している。そのため、機械的特性はオートクレーブ成形品に匹敵し、特定の分野で採用されている。